外壁の塗り替えはどんな時にするべき?プロが劣化のサインについて徹底解説します!

劣化した壁

外壁が劣化していて塗り替えをお考えの方も多いのではないでしょうか。
いつ塗り替えるべきか分からないという方が多くいらっしゃいます。
今回は、外壁が劣化する原因や劣化のサインを紹介します。

□外壁劣化の主な原因は3つ!

1つ目は、紫外線や熱です。
外壁の表面が太陽光に当たって、熱や紫外線に晒されると塗膜が分解され、劣化してしまいます。
紫外線が当たりやすい南側は東側より比較的劣化が早い傾向があります。
塗料が色あせたり、チョーキングやコーキングが劣化したりするのも紫外線の影響が大きいでしょう。

2つ目は、雨や風です。
外壁は常に雨や風に晒されるため、常にダメージを受けています。
特に台風の時には大雨や強風によって大きなダメージを受けてしまいます。
金属のトタンなどは徐々にサビが目立ってきてしまいます。

3つ目は、耐用年数によるものです。
建物と塗料には耐用年数があります。
どちらも耐用年数を過ぎると、劣化の症状が出てきます。

建物の耐用年数は法定で定められています。
木造は22年、鉄骨鉄筋・鉄筋コンクリートは47年など、詳細は国税庁のホームページを確認してみましょう。
また、家によって耐久性は違ってくるため、建築会社や工務店に確認してみましょう。

塗料の耐用年数は、メーカーによって配合比率が違ってきます。
アクリルが5〜7年、ウレタンが8〜10年など、詳細は日本塗装工業会に各塗装メーカーのHPが掲載されているので確認してみましょう。

□塗り替え時はいつ?劣化のサインとは?

建物や塗装の劣化は早期発見が重要です。
しっかりと知識をつけて適切なタイミングで塗り替えを依頼しましょう。
劣化のサインを6つ紹介します。

1つ目は、チョーキング現象です。
塗料は樹脂に接着剤や顔料を混ぜて作られています。
雨や紫外線の影響で、塗料に含まれている顔料の結合力が弱まり、塗膜表面に付着するのがチョーキング現象です。

2つ目は、鉄部分のサビです。
外壁や屋根は、直接雨に当たらないように防水処理がなされています。
しかし、防水処理がなされていても、本体に水が入ってしまうことがあり、鉄部分が錆び、広がってしまいます。
ベランダの手すりなどが錆びたのを放置すると、体重をかけた時に崩れ落ちる可能性があるので、早めに修理しましょう。

3つ目が、色あせです。
色あせは、先述したチョーキングよりも前の段階で現れ、毎日見ていると気付きにくい症状です。
最初の塗料塗りたての時期と比較してみましょう。

4つ目は、大きなひび割れです。
軽度で、外壁下地まで到達していないひび割れを「ヘアークラック」と言います。
また、幅0.3mm、深さ4mm以上で、外壁下地にまで到達しているひび割れを「構造クラック」と言います。
ヘアークラックは、フィラーを下塗りすることで埋まりますが、構造クラックは、Vカット工法を行う必要があります。

5つ目は、剥がれです。
塗膜が剥がれてしまったら、本体が保護されていない状態のため、早めに塗り替えを行いましょう。
剥がれは経年劣化だけでなく、施工不良によっても起こるため注意しましょう。

6つ目は、コーキングの亀裂です。
コーキングは目地からの雨水の侵入を防ぐためのものです。
コーキングが劣化して亀裂が入ってしまうと、防水効果を発揮できなくなってしまいます。
塗装より劣化しやすいため、定期的に点検した方が良いでしょう。

□まとめ

今回は外壁が劣化する原因や劣化のサインを紹介しました。
定期的に点検して、早期に発見できるようにしてください。
劣化は自分では分からないものも多く、塗装業者に調べてもらうことをおすすめします。
ぜひ当社にお任せください。

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